社会・経済のうごき@しんぶん
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2017年08月15日号

国の借金、最高更新を続ける

 財務省の発表によると、今年6月末時点での国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」は1078兆9664億円に達し、過去最高を更新し続けていることが分かった。国内総生産(GDP)比で1.97倍と2倍にも達しているとともに、国民一人当たりに換算すると約851万円もの借金を抱えていることになる。内訳で、国債は3月末時点より10兆3313億円増えている。2017年度末には1223兆円まで膨らむ見通しである。



過熱式たばこ普及で、たばこ税収が減少 

 共同通信と第一生命経済研究所がたばこの需要動向や業界各社の資料を基に試算した結果、2017年のたばこ税の税収が前年と比べ、500億円以上減少する見通しにあることが分かった。背景には、紙巻たばこから煙や灰が出ない「過熱式たばこ」に切り替える人が急増していることがある。過熱式たばこは税法上「パイプたばこ」に分類され、税額はタバコ1グラム当たり紙巻たばこ1本と同じ約12.2円(1箱約244.9円)だが、過熱式は葉たばこの使用量がブランドで異なるが約34.3円〜約206円で、紙たばこ喫煙の減少が税収減の要因となっている。



食糧自給率、過去2番目の低さに

農林水産省の発表によると、2016年度の食料自給率はカロリーベースで38%と前年度を1%割り込んだことが分かった。1993年度の冷夏によるコメ不作で37%に次ぐもので、過去2番目の低さとなった。同省では昨年の北海道の台風被害で小麦や砂糖原料の生産が減少したことが影響したと分析している。カロリーベースの食料自給率は調査開始の1960年度に79%だったが、その後順次低下傾向が続いている。政府は自給率を2025年度に45%とする目標を掲げるが、達成には努力を要しそうだ。



スマホでの買い物、消費総額の8%に

総務省が初めて行った調査で、スマートフォンを使ったネットショッピングによる消費額が2016年度の消費総額の8%になることが分かった。スマホ向けゲームアプリや娯楽施設のチケット購入などで多く使われていた。年代別に買い物した金額を見ると、30代が月平均1万235円で最も多く、20代も9459円となっている。また、同省では、「スマホでの情報収集が間接的に消費につながる使い方も多く、スマホが消費に及ぼす影響は大きい」と分析している。



膵臓がん、以前、5年生存率は厳しく

国立がん研究センターが公表した2008年に「がん」と診断された患者の5年生存率によると、膵臓がん(5年生存率9.9%)や肝臓がん(同38.5%)、肺がん(同39.1%)は依然として治療が非常に厳しいことが分かった。同センターががん治療を中心的に担う拠点病院のうち全国209病院で集計した約21万件を解説した結果によるもの。5年生存率が高かったのは、前立腺がん(同97.7%)、乳がん(同92.7%)、子宮体がん(同82.8%)などとなっている。



バス運転手の4人に1人が睡眠5時間未満

国土交通省が全国のバス運転手約7千人を対象にしたアンケート調査によると、25%のドライバーが睡眠時間を5時間未満と回答していることが分かった。このうち1%は3時間未満と答えていた。同省では、「安全運航のためにも睡眠時間を確保してほしい」と注意を喚起している。また、厚生労働省がバスやトラック運転手の1日当たりの拘束時間を13時間、そして運転時間は9時間までとする目安を示しているが、拘束時間が13時間以上と答えた人は19%、運転時間が9時間以上との回答は1%あった。



女性管理職は最高も、政府目標には遠く

 厚生労働省の調査によると、2016年度に企業規模10人以上での課長担当以上の管理職以上に占める女性の割合は前年度より0.2ポイント上昇の12.1%だったことが分かった。比較可能な統計のある2009年度以降で最も發ったものの、政府が掲げる2020年までに女性管理職の割合を30%とする目標には大きく届いていない実態にある。産業別に管理職に占める女性の割合が高かったのは、医療・福祉業(50.6%)が最も高く、飲食・宿泊サービス業(21.0%)が続いた。



好きなキャラ、アンパンマンが首位返り咲く

 玩具メーカーのバンダイが0〜12歳の子を持つ親を対象にした意識調査によると、子どもたちが一番好きなキャラクターは、これまで2年連続で1位だった「妖怪ウォッチ」を抑えて「それいけ!アンパンマン」が3年ぶりに首位に返り咲いた。アンパンマンは小学生以下の男女を中心に幅広い支持を集めたとしている。2位はドラえもん、3位は妖怪ウォッチ、4位はポケットモンスター、5位はプリキュアシリーズの順となった。



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